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医学部受験よもやま話

京大医学部卒ながら医師への道を見限った管理人が超上から目線で現実の厳しさを教えます
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医学部再受験の現実1

自己紹介の記事では早速辛辣な表現をしてしまいました。
しかし怒りに任せてブラウザを閉じたり荒らし行為に走るのは少しお待ちください。
この記事を最後まで読んで頂ければ僕がこのような言葉を書き連ねるに至った経緯を
多少なりとも理解していただけるのではないかと思います。

ここでは医学部再受験について、実例を交えて私見を述べます。
医学部再受験生、なんちゃってを含めれば本当に多いです。
僕自身、医学生の時京大図書館を利用していも町の有料自習室を利用していても相当数見かけました。
医師という職業は極めて多岐にわたり、可能性も計り知れないのは事実です。目指す価値はあります。
しかし医学部再受験生の前には、「(データとしての)合格率の低さ」が厳然として立ちはだかります。
合格率(最終的に悲願達成となる人)は5%(あるいはそれ以下)という情報が一般化しつつありますが、これ真実です。
これまでのキャリアの中でおよそ20名ほどの再受験生の指導(SKYPEビデオ授業含む)を担当しましたが、実際に受験にまで行き着いた人で6名、最終的に合格した人はわずか3名でした。
「お前の指導スキルの問題やろ」と思われるかもしれませんが、多分違います。まあとりあえず聞いてください。

まず、医学部再受験に踏み切る人の大半は、その動機や手段双方において見切り発車ぶりが甚だしいです。
動機について、大まかに以下の4つのパターンに分類できます。

【パターン①】
(主に推薦入試で)大学入学→(大学生活の中で行動範囲が広がり)医師や患者と関わって感銘を受ける→医者になる!!
【パターン②】
仕事おもんない→医者になる!!
【パターン③】
ニート→人生一発逆転したる→医者になる!!
【パターン④】
合格するに十分な学力とビジョンを初めから兼ね備えている(超レアケースかつ眩しすぎるため以下割愛)

次に手段(行動)について。
何よりも目に付くのは自分で入念に下調べもせずに他から知識や情報を得ようとする他力本願な姿勢。
以下のやりとり、何十回繰り返したことか・・・・・。

「医学部再受験したいんですけど私でも合格できますか?」
「これまで受けたマーク模試とか記述模試の成績があれば教えてください、無ければセンターの過去問を解いてみた結果を」
「センター試験の問題はまだ解いたことないんですけど、どんな教材を使えばいいか教えてほしいんですけど」

いや、本当いい加減にしてもらえませんかね?検索すればセンター過去問くらいいくらでも出るでしょ。
数学や理科はともかくとして国語英語だけでも腕試しで解くくらいの行動もせずに僕の手を煩わせるつもりですか?
あなた1人のためにオーダーメイドで文章を打つの、どれだけの負担になるか考えてます?(しかもロクに礼も言わない)
私の受け持った約20名の生徒の多くは「あまりの壁の高さ」に心が折れて始めて数か月以内に断念を余儀なくされました。
勿体ない!金も時間も!勢いだけで行動するからこうなるんです。

一般的な話題に戻しましょう。あなたが、医学部再受験を志すとして、最終的に合格を勝ち取ることが出来るか、
大まかな判断基準をここに示しておきます。これでもかなり基準を下げています。
もし基準に満たなければ、少なくとも「3年以内での国立医への合格」は100%無理です。

【絶対基準】以下の(a)(b)(c)のいずれかを満たすこと
(a)上位30位以内の国私大理系学部に「一般入試で」合格していることor現役受験時のセンター得点率(総点)78%以上
(b)現時点でセンター試験(マーク模試)で英語170点以上かつ現代文75点以上‹現代文(第1問と第2問)は45分以内で解くこと›
(ブランクを考慮して数回の練習は認める・本番では平均点を予め見て比較的高めの年度を選んでも良い)
(c)現薬剤師・歯科医師あるいは数学講師(進学校or予備校)

【環境基準】以下(p)(q)のいずれか1つを満たすこと
(p)両親等から十分な金銭的援助を受けられる(予備校・生活費など)
(q)1日あたり平均6時間の学習時間を確保できる(1年での合格なら10時間)

参考になれば幸いです。ちなみに下位私立医であれば上の基準に満たなくても合格の可能性はあります(高くはないですが)
とにかく、医学部受験は尋常でなく厳しく残酷な世界です。金銭面だけでなく貴重な時間も擦り減っていきますし、加えて合格出来ないとなると目も当てられません。

余談ですが、上の①~③の志望動機パターンのうちどれが一番合格率が高いと思いますか?
意外と思うかもしれませんが、パターン③なんですよ。何故か?
それは第一に「両親の経済的支援を受けやすい」こと、第二に「(ダラダラながらも)長年勉強はしている」ことです。
つまりなんだかんだ医学部合格に必要なバックグラウンドは満たしていることが多いためです。

さて、いかがでしたでしょうか。あなたはそれでも医学部を目指しますか?
止めておいた方がいいと思いますけどねえ。

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【 2018/06/08 (Fri) 】 医学部再受験 | TB(0) | CM(0)


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